学会長挨拶

第32回中国ブロック理学療法士学会 学会長

大床 桂介

YMCA米子医療福祉専門学校

 第32回中国ブロック理学療法士学会を平成30年9月8日(土)・9日(日)に鳥取県米子市の米子コンベンションセンターにて開催するにすることになりました。

 今年は、鳥取県の名峰「大山」の開山1300年にあたる記念の年であります。このような記念の年に中国五県の理学療法士の会員の皆様をはじめ、多くの関係各位のご協力を頂き、学会を開催できますことを誠にありがたく存じます。

 

 急激な理学療法士の増加に伴い、理学療法士の社会的認知の広がりや、社会的地位の向上などプラスの面がある一方、雇用の需要と供給が逆転し、理学療法士が余る時代に突入したのではないかと危惧しております。特に人口規模の小さい鳥取県ではここ数年、県内就職を希望していも、求人が少なく、県外にも多く就職する様になりました。そのため、まさに、さらなる職域拡大の必要性を肌で感じているところでございます。そこで、今回の学会のテーマは、職域拡大に結び付けるための学びの学会として「新しい領域への学び」としました。

 

 まず、シンポジウムでは病院、施設という枠組みを越えて活動していらっしゃる理学療法士をシンポジストとしてお招きし、活動内容の報告やこれからの理学療法士の新たな分野への提言をしていただきます。また、特別講演では開業医の先生方に、もっともっと理学療法士の有用性を知っていただける様に、開業医からみた理学療法士の活用法・雇用・連携についてお話しいただきます。

 

 また、市民公開講座として女優・タレントである河合美智子さんに「リハビリは絶対に楽しんだほうがいい ~脳出血を発症して感じたこと~」をお願いしております。河合さんが脳卒中になって感じた身体感覚や理学療法を受けての感想などを講演いただきます。

 

 その他にも、研究倫理や骨粗鬆症に関するオープンセミナーもご用意していますので、是非、鳥取で学びの秋を体感していただけたらと思います。

 

 米子周辺には大山、鬼太郎ロード、皆生温泉、中海をはじめ多くの観光地があります。近くには国内有数の水揚げのある境港があり、年間を通じて新鮮な魚介類が味わえます。そのほか大山どり、大山おこわ、鳥取牛、地ビールなどおすすめが沢山あります。お時間がございましたら山陰の豊かな自然、食、文化を堪能していただけたらと思います。

 

 会員の皆様、また、他職種の方々、市民の多くの方に本学会に参加をいただきますよう、準備委員一同心よりお待ちしております。

 

2018年1月